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駆け抜ける嵐、過ぎ去りし夢。
昔話でも楽しむとしましょうか。
’95年11月 | ポケットモンスターカードゲームの制作が開始される。 |
(’96年2月27日 | GBソフト「ポケットモンスター赤・緑」発売) |
’96年7〜8月 | コロコロコミック・次世代ワールドホビーフェア等で 一般向けの発表が行われる。 |
ポケモンカードの制作自体は元祖たるポケモンGBの発売より前、
ポケモン自体が世に出るよりも前から開始されていました。
人気にあやかったポケモン関連商品とは一線を画す所以であります。
(それ故、簡単には切り捨てるわけにはいかないので今日まで永らえてきた可能性もなきにしはあらず)
’96〜’98年
シリーズ・セット名 | 発売日 |
---|---|
第1弾 スターターパック | 10/20 '96 |
第1弾 拡張パック | 10/20 '96 |
第2弾 ポケモンジャングル | 3/5 '97 |
第3弾 化石の秘密 | 6/20 '97 |
第4弾 ロケット団 | 11/21 '97 |
ギフトパック | 12/12 '96 |
ロケット団ギフトパック | 12/19 '97 |
’96年12月22・23日 | 次世代ワールドホビーフェアにブース出展 (初の公式イベント) |
’97年6月5日 | 公式マガジン「ポケモンカードファンクラブ」創刊 |
同年6月14・15日 | 第1回公式トーナメント開催(幕張) |
同年8月9〜17日 | JR東日本ポケモンスタンプラリー開催 |
同年9月 | カード封入作業自動化 |
同年10〜12月 | トヨタオートキャンペーン実施 |
同年11月〜98年2月 | 第2回公式トーナメント開催 (神戸・福岡・千葉・大阪・札幌・名古屋) |
同年12月〜98年1月 | NINTENDO64「Wゲットだぜキャンペーン」実施 |
’98年2月〜7月 | とりかえっこプリーズキャンペーン実施 |
同年4月26日 | 第1回日本一決定戦「リザードンメガバトル」 |
空前絶後のポケモンブームにも押され、この頃のポケカ人気は凄まじいものでした。
参加者数が規模を大幅に上回ったスタンプラリーへの苦情が新聞の投書欄に載ったことも。
発売後数ヶ月入手困難な状況が続いていた「ロケット団」、
ギフトパックという高額商品の販売、それが瞬時に店頭から消えたという事実、
そして、これ以降出版されることはなかった非公式ポケカガイドブックの存在など、
様々なできごとがこの頃のブームを物語っています。
’98〜’99年
シリーズ・セット名 | 発売日 | |
---|---|---|
ポケモンジム | 第1弾 ニビシティジム タケシ | 4/26 '98 |
第1弾 ハナダシティジム カスミ | 4/26 '98 | |
第2弾 クチバシティジム マチス | 7/26 '98 | |
第2弾 タマムシシティジム エリカ | 7/26 '98 | |
第3弾 ヤマブキシティジム ナツメ | 2/26 '99 | |
第3弾 グレンタウンジム カツラ | 2/26 '99 | |
ジム拡張 | 第1弾 リーダーズスタジアム | 10/24 '98 |
第2弾 闇からの挑戦 | 6/25 '98 | |
拡張シート | 第1弾 (青版) | 3/23 '98 |
第2弾 (赤版) | 6/17 '98 | |
第3弾 (緑版) | 11/24 '98 | |
クイックスターターギフト | 12/5 '98 | |
サザンアイランド | 7/17 '99 | |
イントロパック | 7/30 '99 |
’97年10月 | コロコロコミック「イラストアーティストコンテスト」実施 (入賞イラストをカードに採用 拡張シート青に収録) |
’98年4月 | 2対2対戦ルール「ガルーラルール」制定 |
同月 | コロコロコミック「”ミュウツーの逆襲”公開記念イラストアーティストコンテスト」実施 (入賞イラストをカードに採用 拡張シート緑に収録) |
同年7・8月 | 第2回公式トーナメント「カメックスメガバトル」開催 (横浜・名古屋・福岡・札幌・京都) |
同年9月3日 | カメックスメガバトル日本一決定戦 テレビ東京系「64マリオスタジアム」にて放送 (開催日不明) |
同年10月〜’99年5月 | 地区イベント「ジムオフィシャル」開催 (広島・福井・山形・静岡・長野・岐阜・高知・岡山・宮城・新潟・ 大阪・青森・和歌山・鹿児島・熊本・長崎・大分・鳥取・宮崎・ 徳島・滋賀・愛媛・奈良・三重・富山・秋田・茨城) |
同年11月〜’99年1月 | 「ANAポケモンジェット ジェットでゲットだ!Wチャンスキャンペーン」実施 |
同年11月〜’99年4月 | 「通信進化キャンペーン」実施 |
同年12月18日 | GBソフト「ポケモンカードGB」発売 |
’99年4月 | ポケモンカードファンクラブ発足 |
同年6〜9月 | 「ANAポケモンジェット みんなにうれしいキャンペーン’99」実施 (第1弾:6〜7月 第2弾:8〜9月) |
同年7〜11月 | 「チャレンジパスポート」によるカードトレーナー認定及び次回大会参加者選考が行われる。 |
同年7・8月 | 公式トーナメント「チャレンジロード’99SUMMER」開催 (大阪・福岡・広島・仙台・名古屋・東京・札幌) |
同年8月22日 | シークレットスーパーバトル日本一決定戦開催(都内のどこか) |
同年8月25・26日 | トロピカルメガバトル日本一決定戦・日米交流戦開催(ハワイ) |
同年9〜12月 | 地区イベント「バトルロード’99AUTUMN」開催 (石川・青森・北海道・広島・宮城・秋田・岩手・大阪・ 岡山・沖縄・新潟・愛媛・香川・佐賀・長崎) |
この頃初めて地方での公式イベントが開催されました。
しかしこのときは一時期のみの開催、定期的な開催にはまだ待たなければなりません。
親子連れのポケカファンのために、2人1組となって対戦するガルーラルールがこの頃制定されました。
最初に発表されたリザードンメガバトルの会場ではガルーラ親子大会参加者のみにこのルールで使用するカード「タッチ交代!」が配布されたため、直後会場内ではトレードでそれを求めるコレクターが続出するも、その後しばらくして発行されたファンクラブVol.5に4枚付いていたという笑い話も。
’99〜’01年
シリーズ・セット名 | 発売日 | |
---|---|---|
ポケモンカード★neo | スターターパック | 2/4 '00 |
第1弾「金、銀、新世界へ・・・」 | 2/4 '00 | |
第2弾「遺跡をこえて」 | 7/7 '00 | |
第3弾「めざめる伝説」 | 11/23 '00 | |
第4弾「闇、そして光へ・・・」 | 4/20 '01 | |
プレミアムファイル | 12/10 '99 | |
プレミアムファイル2 | 7/8 '00 (劇場先行) 8/5 '00 (一般) | |
プレミアムファイル3 | 11/? '00 | |
イントロパック★neo | 4/6 '01 |
’99年11月?〜 | ポケモンセンター2階ジムオフィシャルで行われていたフリー対戦イベントが 外部(都立産業貿易センター浜松町館)に移転される |
(’99年11月21日: | GBソフト「ポケットモンスター金・銀」発売) |
’00年1・2月 | 公式トーナメント「チャンピオンロード2000」開催 (名古屋・福岡・東京・大阪・仙台・広島・札幌) |
同年2月26日 | 「チャンピオンロード2000」日本一決定戦 (ポケモンセンタートウキョウ2階・ジムオフィシャル) |
同27日 | 「第1回チャンピオンズリーグ」開催 (ポケモンセンタートウキョウ2階・ジムオフィシャル) |
同年3〜6月 | 公式トーナメント「ポケモンカードワールドチャレンジ(春)」開催 (小倉・博多・町田・大分・長崎・大阪・京都・高松・松山・青森・ 静岡・盛岡・仙台・福島・宇都宮・横浜・名古屋・長野・金沢・ 旭川・札幌・広島・大阪・姫路・熊本・秋田・岡山・新潟・甲府) |
同年3〜5月 | 「チャレンジパスポート★ネオ」による 「ポケモンカードワールドチャレンジ(夏)」参加者選考が行われる。 |
同年3〜8月 | 「チャレンジパスポート★ネオ」によるカードトレーナー認定が行われる。 |
同年7・8月 | 公式トーナメント「ポケモンカードワールドチャレンジ(夏)」開催 (横浜・大阪・札幌・名古屋・新潟・小倉・広島・仙台) |
同年7・8月 | JR西日本「ポケモンスタンプラリー」開催 |
同年7〜10月 | ANA「ジェットでゲットだ!2000」実施 (第1弾:7〜8月 第2弾:9〜10月) |
同年8月 | JR東日本「ポケモンスタンプラリー」開催 |
同年8月19日 | 「シークレットスーパーバトル日本一決定戦」開催 (ポケモンセンタートウキョウ2階・ジムオフィシャル) |
同20日 | 「第2回チャンピオンズリーグ」開催 (ポケモンセンタートウキョウ2階・ジムオフィシャル) |
同26日 | 「トロピカルメガバトル日本一決定戦」開催 (ポケモンセンタートウキョウ2階・ジムオフィシャル) |
同26・27日 (現地時間) | 「トロピカルメガバトルinハワイ世界交流戦」開催(ハワイ) |
同年10月〜 | 「ポケモンカードジムオフィシャル」恒常的に開催 (東京・名古屋・大阪) |
’01年1月 | 「ポケモンカードインフォメーションパックVol.1」配布 |
同年2・3月 | ’01年春の公式トーナメント「バトル★ネオ スプリングロード」開催 (京都・名古屋・千葉・福岡・仙台・札幌・広島) |
同年3月 | レギュレーション「殿堂入りカード」制定 |
同年3月28日 | GBソフト「ポケモンカードGB2 GR団参上!」発売 |
同31日 | 「バトル★ネオ スプリングロード日本一決定戦」開催 (ポケモンセンタートウキョウ2階・ジムオフィシャル) |
同年4月 | 「ポケモンカードインフォメーションパック その2」配布 |
同年4月1日 | 「第3回チャンピオンズリーグ」開催 |
同年4月〜 | 「ポケモンカードジムオフィシャル」恒常的に開催 (福岡・札幌) |
同年7・8月 | ’01年夏の公式トーナメント「バトル★ネオ サマーロード」開催 (札幌・広島・仙台・大阪・東京・名古屋・福岡) |
同年8月25〜29日 | 「ポケモンカード世界交流戦inハワイ」開催(ハワイ) |
同年8月24・25日 | 「バトル★ネオ サマーロード日本一決定戦」開催(千葉) |
前期の最大の特徴は、イベントそのものを後の公式トーナメントの予選とした「ポケモンカードワールドチャレンジ」でしょう。
予選会場を多数用意することで、いわゆる抽選落ちをなくそうとしたのが狙いと思われます。
が、各会場とも予測以上の参加者が殺到した上、分散された開催地にはさほど大きな会場も用意できず(主に店舗の一角)、対戦まで数時間待ちは当然という有様。
一部会場では規定の3勝を満たさずとも夏の大会進出認可としたことも。
この抽選落ちを減らす策は、後に「GON店舗代表選出」に発展します。
しかし、混雑に対する甘さ(無神経さ?)は現在でもイベント参加者を悩ませ続けています。
後期には、フリー対戦イベントである「ジムオフィシャル」の本格的な開催、大規模なトーナメントの春・夏2度開催、「neoのみ使用可能」「殿堂入りカード制定」等、今にも続く方向性が提示されました。
その名前から、春の大会を「春道」、夏の大会を「夏道」と俗称されるようになります。
’01年〜’02年
シリーズ・セット名 | 発売日 | |
---|---|---|
ポケモンカードe | スターターパック | 12/1 '01 |
第1弾 基本拡張パック | 12/1 '01 | |
第2弾「地図にない町」 | 3/8 '02 | |
第3弾「海からの風」 | 5/24 '02 | |
第4弾「裂けた大地」 | 8/23 '02 | |
第5弾「神秘なる山」 | 10/4 '02 | |
劇場限定VS | 7/13 '02 | |
ポケモンカード★VS | 第1弾「リーダーズポケモン」 | 7/19 '01 |
劇場限定版 | 7/7 '01 | |
ポケモンカード★Web | 10/? '01 | |
マクドナルドオリジナルミニマムパック | 1/26〜2/24 '02 |
’01年7月 | 「ポケモンカードインフォメーションパック その3」配布 |
同年7・8月 | ジムオフィシャル夏休み特別企画「ポケモンカード★VS大会」開催 (東京・大阪) |
同年7〜9月 | ANAポケモンジェット「ピカ夏ですよ」キャンペーン実施 |
同年10月〜 | 「ポケモンカードジムオフィシャル」全国各地の大手スーパーの店舗等で恒常的に開催 同時にこれまで全国5大都市で行われていた同名イベントを 「ジムオフィシャルMax」に名称変更 |
’02年1月〜 | イベント等を開催している店舗を「ジムオフィシャルネットワーク(GON)」と認定 公的支援を行う |
同年1〜2月 | マクドナルドにてポケモングッズ・カードの販売が行われる |
同年3〜4月 | ’01年春の公式トーナメント「バトルロード スプリング★2002」開催 (東京・仙台・福岡・広島・大阪・名古屋・札幌) |
同年3月〜 | プレイヤーズジム主催イベントへの公的支援が行われる。 |
同年6月?〜 | 「ポケモンカードジムオフィシャル」大規模会場での開催終了? |
同年7〜8月 | ’01年夏の公式トーナメント「バトルロード サマー★2002」開催 (札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・小倉) |
同年8月 | JR東日本「ポケモンハッピーアドベンチャーラリー」開催 |
同年8月17日 | 「バトルロード サマー★2002日本一決定戦」開催(東京) |
同18日 | 「第5回チャンピオンズリーグ」開催 |
同25日 | 「ポケモンカード世界交流戦inハワイ」開催(ハワイ) |
同31日 | 「マスターリーグ日本一決定戦」開催 |
カードの裏面変更はポケカ史上最大の騒乱を引き起こします。
近日中に起こりうるであろう旧裏面のカード全面使用禁止、即ち手持ちのカード無用化の不安は筆舌に尽くしがたいものだったのでしょう。
しかし、シリーズを重ねていけばカードは増えるのは当然、カードが増え過ぎればカードゲームとして破綻を引き起こすのは歴然、それを防ぐために昔のシリーズを封じるのは必然と言えましょう。
にも関わらずここまでの騒乱となったのは、ファンも含めてポケカ自体未だ未熟ということでしょうか。
また、eコード採用による1枚あたりの単価向上・パックの枚数変更はトレード上のカードの価値にまで混乱を招きます。
ポケモン次回作の発売時期の影響もあってか、後期になると新エキスパンションの発売ペースが異常に狭まり、十分にカードを集められぬまま次の拡張パック発売日を迎えることも多々。
このように、シリーズそのものが多重の騒乱を招いたかつてない事態を迎えるのでした。
この期に及び、ようやく大人向けの大会が本格化しました。
大会・イベント対象年齢を越えてしまった古くからのファンや、子連れのポケカファンを無視できなくなってきたということでしょうか。
この頃、全国5大都市でのジムオフィシャルはいつの間にか開催されなくなってしまいました。
その代わりとでもいうのか、店舗の一角を用いた小規模のジムオフィシャル開催や店舗・個人主催のイベントへの公的支援が行われるようになりました。
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